「配偶者に不倫される」ということは
この世でいちばん愛と信頼を向けていた人が、
自分を裏切り敵にまわるような出来事。
自尊心と自己信頼を木っ端微塵に砕かれます。
シタ配偶者への愛が深ければ深いほど、信頼が厚ければ厚いほど、
裏切られた時には、心が殺され満身創痍。
立っているのが、息をしているのが、精一杯の状態になってしまいます。
そのうえ不倫がバレても、
すぐに不倫をやめて反省改心するシタは少数派。
次々繰り出される攻撃(逆ギレ、モラ的発言等)によって傷口に塩を塗り込まれ、
心の傷が回復する余裕なんてない場合がほとんどです。
満身創痍なのにシタからの爆撃は止まず、心身は消耗していくばかり。
不倫を終わらせ夫婦再構築するということは、
息も絶え絶えの瀕死状態のまま
頭のおかしくなった夫(妻)から不倫相手をひっぺがし、
真人間に引き戻すということ。
人生においてこんな難問が他にあるでしょうか?
そんな状態では、何をどうしたらいいのか右も左もわからなくなりますね。。
そんな中でまず最初にすることは
一人で悩まず、一人で耐えず、
あなたが立ち上がるための味方を一人でも多く増やしてください。
信頼している友人たちに心のうちを話すのもいいです。
「友人には話せない!」という方も多いですが、
話してみるとほとんどの場合、あなたの味方になってくれるでしょう。
匿名で気持ちを吐き出せる場を持つのもいいと思います。
多くの人に話せば話すほど、心の傷の回復の助けとなります。
ただ、親類(実家の両親や兄弟、親戚など)に話すのは、例外を除きあまりオススメできません。
(↑これは別の機会に解説します)
次のステップは、
専門家(探偵、弁護士、心療内科、カウンセラー等)と連携し、あなたの応援チームを作ります。
彼らはプロなので、同じような事例をたくさん知っているはずですから、問題解決も早くなります。
(↑最初のステップを飛ばしてこのステップに来る方も多いです)
不倫は長引くほど、
シタ配偶者+不倫相手 vs 自分一人
の様相を帯びてきます。
満身創痍のなか孤軍奮戦では、よほど精神的に強くない限り長期戦を持ちこたえるのは難しいです。
味方はあなたが思うよりもたくさんいます。
ぜひ助けを求めてください。
そして何よりも一番大事なことは、
自分の人生を決してあきらめない事です。
どん底の自分を励ます「マイ標語」をつくってみましょう。
私自身は、こんな言葉を毎日つぶやいていました。
明けない夜はない
やまない嵐はない
夜明けは必ずくる
今が底ならあとは上がるだけ!
夫婦再構築の過程で投げ出したくなったときにつぶやく言葉です。
あきらめなければ、必ず解決できます。