こんにちは。リボンパートナー代表
不倫問題マリッジセラピスト
みー姉です^^
不倫被害にあったときの心の傷の深さとその回復ステップについて、書いてみようと思います。
どんな人でも人生において
「良い事しか起こらない人」
「苦労した時期がない人」
「悲しい目にあったことがない人」
なんて、いないですよね。
順風満帆に人生送っているように見える人でもその陰で、人知れず苦悩を味わっていたり。
明るく振舞っているようにみえる人でも深い悲しみを心に抱いていたり。。
どんな人であれ、
病気
老い
愛する人との別れ、死別
憎い人と出会う苦痛
得たものを失う苦痛
欲しいものが得られない苦痛
生きてるだけで味わう様々な苦痛。
仏教でいうところの「四苦八苦」から逃れることはできません。
「配偶者の不倫」も人生史上、たいへんな苦痛を味わいます。
その苦痛は「四苦八苦」のうち、
「愛別離苦(あいべつりく) 」
「怨憎会苦(おんぞうえく)」
「求不得苦(ぐふとくく)」
「五蘊盛苦(ごうんじょうく)」
これら四つ全部を、一度に経験してしまう程のダメージです。
当てはめるとこんな感じでしょうか↓
「愛別離苦」=かつて愛した夫は死んだも同然
「怨憎会苦」=裏切った夫、不倫相手を憎悪する
「求不得苦」=「暖かい家庭、仲良し夫婦」は消え去った
「五蘊盛苦」=マイナス感情に支配され不眠不食
どれか一つだけでも辛い事なのに、不倫被害にあうと4ついっぺんに、しかも超弩級レベルでくるんです。
自殺や殺人、傷害事件が起こってもおかしくないな…って、思います。
メディアでも浮気不倫に関する事件が時々放送されますよね。
浮気不倫問題は軽く扱われがちですが、された方は、どれほどギリギリの精神状態に陥るか。
もっと重く受けとめるべきだと感じます。
※「四苦八苦」の詳しい意味は以下の感じです。知っている方は、スクロールして飛ばしてね。
ーーーーー
◆四苦八苦とは
四苦八苦の「四苦」は、人生で経験する根本的な苦を「生・老・病・死」の四つとし
「生」=生きていること自体、肉体的精神的を伴う
「老」=老い。気力体力など全てが衰退し自由を失う
「病」=様々な病気に罹り、痛み苦しみに悩まされる
「死」=死の恐怖、その先の不安
この四苦に加え、以下の四つの苦を合わせて八苦と呼びます。
「愛別離苦」=愛する者との別離
「怨憎会苦」=怨み憎んでいる者に会うこと
「求不得苦」=求める物が得られないこと
「五蘊盛苦」=五蘊(肉体と精神)が思うがままにならないこと
ーーーーー
心の傷は目に見えませんが、これがもし身体の傷だったら、ICU集中治療室で治療を受けるほどの重体だとみー姉は思います。
配偶者を愛し信頼していた分だけ裏切られた傷は深くなりますから、希死念慮や殺意を抱いてしまうのだって無理もない。。とも思ってます。
真っ暗闇の中、前にも後にも進めず救援もなく、ひとり孤独に苦痛に耐え、出口も見つからずもがき続けて。。
死にたいのに死ねない
狂いたいのに狂えない
無間地獄
こんな状態では、普段通りの生活を送るだけでも大変な気力体力を消耗しますよね。
ですから不倫被害にあったときに、
これまで通りの生活が送れない
仕事ができない
家事育児ができない
そうなってしまうのも無理ないことなのです。
ですからそのことに罪悪感をもったり自分を責めたりしないでほしいんです。
むしろ、それほどの苦痛を味わっても「人の道を外れるような事だけはしない自分」をほめてあげてください。
みー姉もその地獄を味わっています。
そしてその地獄を抜けたからわかります。
ここで絶対に終わらない。
必ず傷は癒え、暗闇に光が指すことも。
心の傷の癒えるスピードもその段階もお一人お一人、違っています。
辛い時は一人で乗り越えないで相談してくださいね。
ご相談者様の今の心の傷の状態と、これからどんなステップを踏んで癒していくかお知らせします。