「不倫したけど夫婦再構築したい!」
「明るくて優しかった頃の妻に戻ってほしい!」
そんなシタ夫さんからご相談をいただく事も増えてきましたので、
今回はシタさん向けの記事を書いてみようと思います。
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「不倫は心の殺人」
という言葉を聞いた事がありますか。
骨折した事の無い人にその痛みがわからないのと同様、不倫された人がどれほど深く傷つき、苦悩することになるか?
人によっては精神を病み
命を絶ってしまう方も。。
そこまではいかなくとも、愛と信頼を寄せていた人に裏切られるという経験はトラウマ級のショックを受けるものです。
だからこそ「不倫は心の殺人」と言われるんです。
シタ側だけでなく、その経験のない人にはなかなか理解できない事でしょう。
一方で、夫婦再構築中の元シタさんの本音で多いのは、
「いつまでも不倫のことを責められてしんどい」
というものですが。。
ご自身の犯した罪の深さ、奥様に与えた心の傷を少しも理解できないからこそ、そのように思うのでしょう。
クライアントのシタ夫さんからその言葉が出たときは、
「そのしんどさの1000倍かそれ以上に、奥様は辛い思いをしていらっしゃいます」
と申し上げています。
「そもそもの責めを負う原因」
それを作ったのは自分。
この事は十分わかっていらっしゃるかと思いますが
「いつまでも責められる原因」
それを作っているのも、ご自身なんです。
「責められてしんどい。つらい。」
この言葉が出た時点ですでに、
・不倫した罪
・不倫したことを反省改心しない罪
・サレ側の気持ちを思いやれない罪
以上3つの罪を犯しています。
サレ側がいつまでもシタを責めてしまう原因については、「シタ側の無神経な態度」によるところは大きいです。
もしあなたに、
「もう終わった事だろう?」
「もう謝ったんだからいいだろう」
そんな思いが少しでもあったら、それは態度や表情に出て、奥様は敏感に察知します。
奥様が離婚を選ばなかったからといって、すべて許してもらったと思っていませんか?
不倫後の夫婦再生は
0からのスタートではなく
大きなマイナスからのスタートです。
いつまでも責められてしんどい?
感情をぶつけてもらえるだけ、
まだ夫婦再生の見込みがあると思ってください。
奥様はあなたが見ていないところでも、つねにギリギリ精神状態でいます。
・不倫を疑ったときの事
・あなたと不倫相手とのSNSでのやりとり
・証拠をとるため不倫現場に向かっている時の事
・証拠を見つけたときの事
これらのショッキングな記憶がしょっちゅうフラッシュバックして苦しみ、
さらには幸せだった夫婦の記憶、家族の思い出すら汚染されていく苦痛に苛まされています。
いつもの生活を送るだけでも、激しく精神を消耗しているんです。
日々それらの苦痛に襲われ、精神力を振り絞って立て直しているけれど、ついにコントロールできなくなったとき、
あなたに対し激しい感情をぶつけてしまいます。
あなたはそれを「責められてる」と感じるでしょうが、違います。
必死にあなたに助けを求めているんです。
責めの言葉は、「助けてほしい」という奥様の悲鳴です。
奥様があなたに助けを求めなくなったとき、夫婦関係は本当の終わりを告げます。
自分のことばかり考えず、奥様の気持ちを第一に思いやってください。
それができるなら、まだチャンスはあります!
長くなったので次回に続きます。